左から清水義次さん、山田高広さん、馬場正尊さん
黄昏時の籠田公園でピクニックをしながら、わたしたちのまちづくりを考える。 「リノベシンポジウム2016@岡崎」レポート

岡崎で進む「リノベーションまちづくり」の中心地となっている籠田公園で、8月17日に「リノベーションまちづくりシンポジウム2016@岡崎 vol.3」が開催されました。

「リノベーションまちづくり」とは、近年増加する空き物件の新しい活用方法を見出し、まちのにぎわいを作っていく取り組みのこと。今回のシンポジウムでは、日本全国で活躍する専門家を招き、全国各地の事例紹介やトークライブを行いました。

暑さが和らいだ夕方の籠田公園に、100名以上の人が集いました
暑さが和らいだ夕方の籠田公園に、100名以上の人が集いました

 

会場の籠田公園では、公園という立地を活かしたスピンオフ企画「夜のピクニック」も同時開催。夏の黄昏時に、各々が持ち寄った料理やドリンクを楽しみながらまちの可能性を考えるという、ドラマチックな一夜になりました。

シンポジウムの参加者が自由に食べ物を持ち寄る「夜のピクニック」
シンポジウムの参加者が自由に食べ物を持ち寄る「夜のピクニック」

 

手作りパンや惣菜、フルーツなど思い思いのメニューが並びました
手作りパンや惣菜、フルーツなど思い思いのメニューが並びました

 

今回シンポジウムのゲストとして登壇いただいたのは、ユニークな視点で不動産物件を紹介するサイト「東京R不動産」などを手がけるOpenAの馬場正尊さん。「岡崎の新しいまちづくりのヒントになるような話を」と、自身が立ち上げたアートイベント「CET(セントラルイーストトーキョー)」の説明のほか、水都大阪の取り組みや京都国際マンガミュージアム尾道のゲストハウスや空き家バンクの事例などを紹介いただきました。

馬場正尊さん。登壇者も参加者もビールを片手に、なごやかな雰囲気でした
馬場正尊さん。登壇者も参加者もビールを片手に、なごやかな雰囲気

 

続いて、全国でリノベーションまちづくりを展開する、アフタヌーンソサエティの清水義次さん、三河家守舎の山田高広さん、そしてゲストの馬場正尊さんによるトークライブが行われました。

左から清水義次さん、山田高広さん、馬場正尊さん
左から清水義次さん、山田高広さん、馬場正尊さん

 

「岡崎の魅力は?」というテーマに対し、清水さんは「まず、川と段丘、小高い山(丘)があるこのまちの立地そのものが魅力。この場所に城を作った当時の人の見立てはすごいなと、改めて感じます」とコメント。続いて馬場さんは「中心市街地に、乙川と伊賀川という二つの異なる魅力を持った川が流れていること。それと、通りに名前がついていて、それぞれの通りに個性があることは、他の地域ではあまりないことです」と語りました。

夜の公園に集う参加者たち
夜の公園に集う参加者たち

 

質疑応答も活発に行われ、参加者から多数の意見が出ました
質疑応答も活発に行われ、参加者から多数の意見が出ました

 

シンポジウム終了後は、多くの人がリノベーションで誕生した籠田公園周辺の飲食店「ecume(エキュメ)」や「at the table est2015」へ流れていきました。その楽しそうな姿に、まちの新しい動きが確かに感じられました。

前田智恵美

前田 智恵美(まえだ ちえみ)

1984年、宮城県石巻市生まれ。ライター。東京のIT企業でWEB広告営業、WEBディレクターとして勤務後、結婚を機に夫の地元である愛知県岡崎市へ。自動車部品メーカー広報、出版社の新規事業立ち上げ・編集を経てフリーに。「QURUWA」の周辺に住んでいます。

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