よりよいまちへの「引き継ぎ」とその「架け橋」を

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「通り」に出てみたら、まちと暮らしはどう変わる?「生活社会実験 連尺通り編」レポート

例えば商店街で買い物をしている途中に、ちょっと荷物を置いて休憩したくなったり。

天気のいい日に、外でベンチに座ってコーヒーを飲みたくなったり。

もしくは、道行く人を眺めながらテラス席でビールを楽しみたいなぁとか。

そんな風に思ったことはありませんか?

 

歩道でくつろぐ人々

 

でも、普段歩いている道路は公共空間(=みんなのもの)。そのため、例えば道端にベンチを設置したいと思ったら、まず公共空間を管理する行政の許可が必要なんです。

そんな行政のルールを一時的に緩和し、歩道や軒下、駐車場などの空間を活用してみる社会実験が、2018年10月26日から11月18日まで連尺通りで行われました。

社会実験開催中の様子

 

期間中は、軒先や歩道の植樹帯にベンチが置かれるなど、人が通りに滞在しやすいようなさまざまな仕掛けを用意。連尺通りにおける歩道などの公共空間が今よりも自由に使えるようになったら、まちと人々の生活がどのように変化するか検証がなされました。

設置された椅子でおしゃべり
設置された椅子でおしゃべり

 

11月11日には、連尺通りにあるホテルとしてオープンする予定の建物とその周辺の歩道の一部を使用して、 おかざき連尺一箱古本市 が開催。総勢23組の古書店と、飲食ブースが多数出店し、たくさんの来場者でにぎわいました。

古本を持ち寄って販売するイベント「一箱古本市」
古本を持ち寄って販売するイベント「一箱古本市」

 

近くに住んでいる人や、県外からの参加者も!
近くに住んでいる人や、県外からの参加者も!

 

歩道のベンチでは、飲食ブースで販売している軽食やコーヒーを楽しんだり、訪れた人同士が何気なく話し込んでいたり。古本市で購入した絵本を読む親子の姿もありました。

ベンチで絵本を読む親子
ベンチで絵本を読む親子

 

同日、その斜め向かい側にある駐車場にラーメン店「菩提」が特別にオープン。そして連尺通りのカフェ「at the table」の店の前には、普段はないテラス席が登場しました。周辺の歩道や空きスペースにもテーブルやベンチが設置され、多くの人がそこで飲んだり食べたりくつろいだり。のんびりとした休日を楽しんでいました。

駐車場スペースがにぎやかなテラスに変身
駐車場スペースがにぎやかなテラスに

 

外でもあたたまるようにとメニューを考えた菩提のラーメン
外でもあたたまるようにとメニューを考えた菩提のラーメン

 

at the tableに設置されたテラス席
at the tableに設置されたテラス席

 

屋外って、どうしてこんなに開放的でのんびりした気分になるんでしょう?この日の連尺通りには終始にぎやかな風景が広がっていて、通りを歩くだけで楽しい…、そんな空間でした。こんな風景が日常になったら、私たちの暮らしはより楽しく豊かになるのではないでしょうか。

>>康生通りで行われた社会実験の様子はこちら

前田智恵美

前田 智恵美(まえだ ちえみ)

1984年、宮城県石巻市生まれ。ライター。東京のIT企業でWEB広告営業、WEBディレクターとして勤務後、結婚を機に夫の地元である愛知県岡崎市へ。自動車部品メーカー広報、出版社の新規事業立ち上げ・編集を経てフリーに。「QURUWA」の周辺に住んでいます。

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