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私の視点が、まちの観光資源になる。「このまちの魅力に気づいていない私が岡崎の新しい観光を見つける会」レポート

2月26日、岡崎市図書館交流プラザりぶらにて「このまちの魅力に気づいていない私が岡崎の新しい観光を見つける会」が開催されました。

これは、1月8日の「まだ知られていない岡崎の魅力を掘る会」、1月22日の「岡崎の魅力を他の都市と比べて掘り下げる会」に続く第3弾です。

会場には、岡崎の観光に携わる人や、岡崎の魅力を広めたいと考える人など、約30名が集まりました
会場には、岡崎の観光に携わる人や、岡崎の魅力を広めたいと考える人など、約30名が集まりました

 

はじめに、岡崎市経済振興部観光課の大竹さんから、会の趣旨の説明がありました。現在岡崎市には、年間500万人ほどの観光客が訪れています(主要な観光施設でのカウントによる統計)。なかでも岡崎城がある岡崎公園の来園者は推定40万人で、岡崎市の観光のメインコンテンツはやはり「歴史」と言えます。今後、岡崎市の観光産業を更に発展させていくために、大竹さんは「今回のワークショップを通して、主要な観光施設によるアプローチとは異なる、みなさんだけが知っている岡崎の魅力を教えて欲しい」と話しました。

岡崎市経済振興部観光課の大竹さん
岡崎市経済振興部観光課の大竹さん

 

今回のワークショップでは、第1回と同様に「岡崎の魅力ほりおこしシート」が配布されました。これを用いて、まず自分がどういう人なのかを自己分析し、自分自身に“ラベル”を付けていきます。ラベルとは、例えば「ワインに詳しい」「レトロなものが好き」「ジャズレコードコレクター」など。そして、そのラベルから導き出される「そんな自分が好きな岡崎のモノ・コト・場所」を書き出していきます。

「岡崎の魅力ほりおこしシート」の記入方法を説明するファシリテーターの榊原さん
「岡崎の魅力ほりおこしシート」の記入方法を説明するファシリテーターの榊原さん

 

「自分のこと」を書くのは意外と難しいもの。悩みながら書く人や、スラスラ進む人など、さまざまでした
「自分のこと」を書くのは意外と難しいもの。悩みながら書く人や、スラスラ進む人など、さまざまでした

 

記入を終えた「岡崎の魅力ほりおこしシート」は、各テーブルで回覧しました。その際、共感した意見や気になったものには各々で印をつけていき、人気があることがらを把握できるようにしました。

その後、記入したシートを元に、各自でツアーコースを企画しました。どういった道順で、どこへ立ち寄るのかよいかを考えるするのはもちろん、ツアータイトルやターゲット層、このツアーコースを完成させるためにまちに足りないものは何かということまでを検討していきました。

「いわづと知れた岩津かな!?」と、ツアータイトルにも参加者のセンスが光る
「いわづと知れた岩津かな!?」と、ツアータイトルにも参加者のセンスが光る

 

最後に、各テーブルの代表者が、ツアーコースの発表を行いました。「大人のための日本酒ピクニック」と題されたツアーは、「徳川家康」や「二兎」などの銘柄で知られる酒蔵「丸石醸造」で日本酒を購入し、伝馬通「丸勝」のコロッケ、篭田町「だんらん」の天ぷらなどを持ち寄ってピクニックをして、最後に八幡町「九州」のラーメンで〆るというもの。お店のチョイスは地元で人気のあるお店ばかりで、まさに地元民ならではの発案でした。

「みなさんお酒は好きですかー?」と呼びかける発表者
「みなさんお酒は好きですか?」と呼びかける発表者

 

また、「SNSに載せたくなるような旅」として、岡崎城や乙川の舟遊び、東公園の恐竜モニュメント、伊賀八幡宮やカクキューなど、いわゆる“SNS映え”しそうなフォトジェニックなスポットを巡る若者向けのツアーの発表がありました。ほかにも、本多忠勝公の石碑や岩津城址、岩津古墳などの岩津エリアをめぐるコースや、美人オーナーがいるお店を巡るプランなど、すぐにでも行ってみたくなるような楽しいツアーが次々と発表されました。

若者に人気が出そうな「SNS映え」するコースを発表した参加者
若者に人気が出そうな“SNS映え”するコースを発表

 

岩津の魅力的なスポットを発表した参加者
岩津の魅力的なスポットを紹介した参加者

 

終了後は「発表されていたことを詳しく教えて欲しい」「お店の場所を知りたい」など、参加者同士の交流が盛り上がりました。

全体を通して、会場は「岡崎が好き」「岡崎の魅力をもっと知りたい・知ってほしい」という熱意に包まれていました。それぞれのユニークな視点を通して、まちは更に魅力的に映し出されます。こういった取り組みのなかで、岡崎の新しい観光のかたちが作られていくと感じました。

▼こちらが、ワークショップで使用した「岡崎の魅力ほりおこしシート」です。印刷して記入ができますので、ぜひチャレンジしてみてください。

岡崎の魅力ほりおこしシート_web

前田智恵美

前田 智恵美(まえだ ちえみ)

1984年、宮城県石巻市生まれ。ライター。東京のIT企業でWEB広告営業、WEBディレクターとして勤務後、結婚を機に夫の地元である愛知県岡崎市へ。自動車部品メーカー広報、出版社の新規事業立ち上げ・編集を経てフリーに。「QURUWA」の周辺に住んでいます。

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