おとがわプロジェクト

よりよいまちへの「引き継ぎ」とその「架け橋」を

11名の参加者が集まりました
岡崎の新しい観光のありかたを探る。「まだ知られていない岡崎の魅力を掘る会」レポート

1月8日、グラスパークビル2Fにて、「まだ知られていない岡崎の魅力を掘る会」が開催されました。

岡崎市には、岡崎城や八丁味噌、桜、花火など、先人たちが残したすばらしい観光資源があります。市としてもそれらを活かし、観光産業都市を目指して観光に力を入れていく方針を打ち出しています。その一方で、これまで行ってきた従来型の観光の枠を越えた、新しい観光のありかたを模索しています。

まだ知られていない岡崎の魅力とは?
まだ知られていない岡崎の魅力とは?

 

まちは、そこで暮らす一人ひとりの大切なものやこだわりが積み重なってできています。そのなかには、身近にあるのに見つかっていない魅力的な資源がまだきっとあるはず。そこで、岡崎で多様な暮らし方をしている人たちが集まり、それぞれの立場や好みから、岡崎の魅力を掘り下げるためのワークショップが開かれました。

さまざまなバックグラウンドを持つ11名の参加者が集まりました
さまざまなバックグラウンドを持つ11名の参加者が集まりました

 

ワークショップでは、まず参加者に「まちの資源掘り起こしシート」が配られました。このシートに、自分自身を紹介するキーワードと、“そんな自分だからこそ”選ぶ、岡崎市内の魅力を書き出していきます。その後、それぞれが記入したシートを回し読みし、特に自分が伝えたいと思った内容を発表しました。

参加者に配布されたワークシート
参加者に配布されたワークシート

 

「あのお店によく行きます」など、趣味嗜好が合うと話も弾みます
「そのお店、わたしもよく行きます」など、話が弾みます

 

シートを回覧して、気になるものにはマークをつけていきます
シートを回覧し、興味がわいたことがらにはマークをつけました

 

参加者からは、岡崎の魅力的なお店がいくつも発表されました。まず、グルメやお酒が好きだという天野さんから、予算と好みを伝えるとぴったりの美味しいワインを提案してくれるという材木町の「ワインセラーウメムラ」が挙げられました。

本が好きだという岡田さんは、置いてある本や雑誌のセレクトが面白いという八幡町のビアカフェ「BEER AND COFFEE 229」を紹介してくれました。

建築設計事務所を営み、自身でDIYも行う丸田さんは、戸崎元町の木材店「リビングスタイルハウズ」や伝馬通の「鈴木金物店」、伊賀町の「近藤金物店」などの品揃えのよさを語ってくれました。

「鈴木金物店」に加え、伊賀町の「近藤金物店」もプロが集う店として紹介
プロが絶賛する店には、一度は足を運んでみたいもの

 

元新聞記者・経営コンサルタントで、今は創業200年の呉服屋を営む植田さんは「愛知県は100年企業が多い」と発言。さらに、このなかの9割以上が家族経営だという点が岡崎の特徴であると話してくれました。

国際的なジャーナリスト・キャタリストとして活躍している浅井さんは、江戸時代の朝鮮通信使をもてなした迎賓館「ごちそう屋敷」がかつて籠田公園の南にあったことの歴史的な重要さを話し、「それが広く知られていないことは本当にもったいない」と熱く語ってくれました。

岡崎の人情や歴史は訪日外国人にとっても魅力的であるとの意見もと
岡崎の人の良さや文化・歴史は、訪日外国人にとっても魅力的であるとの意見も

 

この他にも、歴史や市民の人柄、特徴的なビルや町並みなど、様々な意見が飛び交いました。

みなさんの発表を通して、それぞれの個性的なフィルターを介して引き出された情報は、より説得力のある魅力的なものに感じられました。そして、今まで何も知らずに素通りしていた店が、ある趣向を持った人の視点に立つと、とても貴重な店になり得るということに気づきました。

このように、個人的に岡崎の好きなものを、友人に話したり、SNSなどで発信することで、誰かの共感を呼び、それが岡崎への新たな入口のひとつになるかもしれません。数ある名所ではなく、あなたの暮らしの中のこだわりが、誰かにとっては岡崎の魅力として映るかもしれません。そんな今後の「観光」のあり方の可能性を感じることができる時間でした。

次回は1月22日(日)の14:00-16:30に、大ナゴヤ大学の加藤幹泰さん、ハズフォルニアの鈴木達朗さん、港まちづくり協議会の吉田有里さんらをゲストに「岡崎の魅力を他の都市と比べて掘り下げる会」が開催されます。会場はグラスパークビル2Fを予定しています(※調整中)。参加を希望される方は、「info@otogwa.jp」までメールでお問い合わせください。

前田智恵美

前田 智恵美(まえだ ちえみ)

1984年、宮城県石巻市生まれ。ライター。東京のIT企業でWEB広告営業、WEBディレクターとして勤務後、結婚を機に夫の地元である愛知県岡崎市へ。自動車部品メーカー広報、出版社の新規事業立ち上げ・編集を経てフリーに。「QURUWA」の周辺に住んでいます。

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